症例紹介~強直性脊椎炎~
今回紹介するの強直性脊椎炎です。
比較的若年者~中年者に腰痛、胸部痛、殿部痛、膝、股、足関節などの痛みや腫れで発症します。
仙腸関節痛や座骨神経痛や肋間神経痛なども症状として出ます。
- 座骨神経痛による下肢の痺れ
- 腰部の疼痛
- 痛みによる動作困難
- 脊椎や仙腸関節での炎症所見
その他に合併症で
- 虹彩炎(目の病気)
- クローン病(腸の病気)
- 潰瘍性大腸炎
- 骨粗鬆症
などがあります。
痛みは徐々に潜行していき痛む場所は移動することが多く疼痛の強弱も波があり、安静にしているより体を動かした方が軽くなるのが特徴です。
難病指定されてる病気で予防方法や根本治療はありません。
強直性脊椎炎による腰部疼痛と下肢の痺れがある田端にお住いの60代男性は
当院を利用し疼痛と痺れの軽減。痛みでの動けない日が無くなったとの事。
- 生活環境
一人暮らし。歩行は可能だが約5分ほど歩いていると下肢に痺れがでる。ヘルパーの利用無し。 - 施術頻度
1回20分~25分を週に2回の施術
訪問施術開始から5か月で改善の評価をいただき、現在施術継続7か月目 - 施術料金
一回あたり1割負担で400〜500円程度 - 施術内容
その日の疼痛部位や硬結部位に対してマッサージをしストレッチ等で痺れの軽減
完治困難だからこそ病気をよく理解し共に生きる。疼痛と痺れをマッサージで軽減し
普段から積極的に体を動かしましょう。